Interview 01なぜ工事が必要なのかを
真摯に伝えること
工事統括部の主な仕事はマンションの大規模修繕工事です。その最大の特徴は“住民の方が住んでいる状態での工事”であることです。
そのため工事中は騒音や振動、共用部が一時使用不可になるなど、住民の方々にご迷惑をおかけしてしまうこともしばしば。当然、説明会などで事前に案内をしていますが、それでも快く思われない方もいらっしゃいます。
以前、ある現場で工事の様子を見ていたお客様から「これは危険ではないか」と不満の声をいただきました。
もちろん安全を徹底していますが、そう見られなかった時点で、私たち管理者の落ち度です。私はお客様に改めて、なぜ工事が必要で、どう安全対策をしているかを丁寧に説明しました。
真摯に対応したことで納得をしていただき、また工事完了後には「本当にきれいになったね」と、ねぎらいの言葉をかけていただきました。
常に緊張感を持って取り組まなければならない責任感のある仕事ですが、お客様から「ありがとう」という言葉をいただくたびに、“ああ、がんばってきてよかったな”と、強くやりがいを感じます。
Interview 02一人をみんなで支えていく
あたたかい職場
東京建物アメニティサポートの一番の魅力は、人のあたたかさだと思います。
大規模修繕工事は経験がモノをいう仕事で、工事に遅れが出た時や、内容に変更が必要になった時など、不測の事態にいかに対応できるかが重要です。
しかし、私のように新卒で入社した人間には経験がありません。分からないことや、戸惑うことがたくさんあり、その度に頭を抱えます。
そんな時、決まって先輩や上司が声をかけてくれて、次につながるアドバイスをくれます。
以前、足場がどうしても道路にはみ出してしまう特殊な現場を担当したのですが、許可の申請を含め、どこに対して、何をすればいいのか、わからない状況になりました。
先輩に相談したところ、「明確な答えはないから、最善策を一緒に調べよう」と言ってくれ、先輩は他の上司にも聞いてくれたり、さらにその上司も業者さんに聞いてくれたりと、私一人の困りごとに周りのメンバーみんなで対応してくれました。
一人をみんなで支えるあたたかい職場であることを実感してからは、より一層安心して業務に取り組めるようになりました。
Interview 03工事の周知を図るために自分にできること
私の今後の目標はこの仕事を通して“大規模修繕工事の理解を広めること”です。
近年DIYの流行をきっかけに、既存の建物を改修して住むというスタイルが浸透してきましたが、大規模修繕工事がどのように行われるかについてはまだまだ理解が広まっていません。
実際に現場で仕事をしていると管理者側とお客様側の間で考えに違いがあると感じることがたくさんあります。
私はこの違いを少しでも無くし、「東京建物アメニティサポートに任せているから安心だ」と言っていただけるよう、これまで以上に丁寧にお客様と接していきたいと考えています。
また、社内における周知を図る取り組みとして、技術に関する教育制度の導入を目指します。
私自身、入社して間もない頃は、経験が足りないことから、様々な場面で悩み、お客様にご迷惑をかけることもありました。
今後、一緒に働く新入社員の方々が、そういった状況に陥ることなく、安心して業務に取り組めるような教育環境を作ることが、かつて同じ経験を味わった、私に与えられた使命だと感じています。